農業技術振興センター様が、滋賀県が初めて育成したオリジナルイチゴ品種「みおしずく」の苗を無料配布されている情報です。
イチゴの育苗について
イチゴは9月に本ぽ(収穫用)ハウスに苗を定植しますが、10aあたり約7,000株の定植苗が必要なため、県内の生産者は、一般的に育苗ハウスで自ら苗を増殖されています。
育苗ハウスでは、種苗業者等から購入した苗を元株として3月に定植し、増殖した苗を採取して6月に植え替え、再び9月まで増殖して定植苗を育成します。
2回の増殖により、元株1株から100株以上の定植苗が得られます。
(注)みおしずく(品種名「滋賀SB2号」。品種登録出願番号第35750号。)の種苗を利用する際は、必ず滋賀県の許諾を受ける必要があります。
県による苗の有償配布について
滋賀県では、「みおしずく」の栽培希望者向けに、令和5年3月から有償での苗配布を開始します。令和4年9月~10月に種苗の申込募集を行ったところ、60件、約1,900株の申し込みがありました。
農業技術振興センターでは、3月の苗配布に向けて準備を進めてきました。今回、苗代を納付した申込者に下記のとおり苗を配布予定です。
配布日時・場所
日時:令和5年3月1日(水)・8日(水)13:30~16:30
場所:農業技術振興センター加工棟前駐車場(近江八幡市安土町大中516)
(注)荒天の場合は屋内に変更